月曜日, 3月 02, 2015

貧困を語らない ネパール2014

現在ネパールに滞在中、
来た理由は単純だ、今まで来た事が無かったため、

wikiからの引用だがアジアには世界最貧国と呼ばれる国が9カ国有る、そして私が現在滞在しているネパールもそのひとつだ、

写真の彼女は アラと言う、15歳、
カトマンドゥから南に100km以上離れたビルガンジと言うインド国境の街、その中心から東に伸びる道をホコリと共に進んでいく、廻りは畑だけだが上を電線が通っているので何か集落が有るのは予想出来る.
ここでの家々はレンガや土を練り固めて作られている、市場も無い様で馬車に商品を積んだ行商人が出入りしている.
ここには地名が有るのか私は知らないが、彼女はそこに住んでいる、
are you japanese?
do you speak english?
what is your name? sir,

英語が喋れるのが嬉しい様だった、どこかに学校が有り勉強しているんだろう.
"お相手"さし上げて居ると友達も寄ってくる.
彼らは集落を案内してくれる、と言っても作業している人たちや家の前で子供を遊ばせているおばさんに「彼は日本人だ」、「名前はなんだ」とか説明しているらしかったが、それが彼女の考えた"おもてなし"だったに違いない.

彼女はここで生まれここで死んでいく、おそらく外海に出ることも無く、世界で何が起こっているかも知らず、なのでここには貧富と言う観念など無い.
だから私は貧困を語らない.

゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆

当記事は2014/10に現地で書いたモノを2015/03に加筆訂正しました.

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