その国のイミグレに入国を断られると、そのパッセンジャーを乗せてきたエアラインは自社の費用でその当事者を連れて帰らなければいけない、これが国際的なアヴィエーションルールだと言う.
よって出発地のエアラインのチェックインカウンターはそのパッセンジャーが入国可能かどうか詳しく精査する、私もそのスクリーニングをこれまでたくさん経験してきた.
今回は日本人の私がアメリカに行くケース、
この場合だとチェックポイントは2つ、
ひとつメは上記の理由でエアラインズのチェックインカウンター、
もう一つは本番、入国地のイミグレブース.
そして現在日本人がアメリカに行く場合必要な書類はパスポート、ESTA、この2点だけ.
まずは成田のZIPAIRのチェックインカウンター
このチェックインは拍子抜けだった、機械のオートチェックインだけ、パスポートをスキャンする、これだけでボーディングパスが吐き出されてきた、 zipairは私が ESTAを完了しているかを確認していない、もししていなかったら、zipは自己負担で私をアメリカ国外に連れて行かなければならない!?
さてLAX空港到着.
星条旗、でっかいスアースアンドストライプがお出迎え!
イミグレに行くと上部のサインにGLOBAL PASSPORTとか表示されている、
アメリカ市民もビジターもみんな同じブースで入国審査すると言う事だろう、すいてる列に並ぶ.
このイミグレ、no photoとかのサインは無い、写真撮ってもいいのか、と思ったが、photos are prohibited,,,とか音声で案内している、なので写真は無いが、この時現地時間9am、ブースは8個くらい開いている? 入国者は100人か200人くらい!?
並んでる間に見ていると、スクリーニングは多様だ、パスポートを渡してすぐスタンプされて出ていく人、なんか長い議論になっている人、ブースと並んでる人びとの間の低い壁に立って待ってろ! と言われている人も少数、そう言う人たちはブースに戻されスタンプを貰って立ち去ったり、あるいは奥から別のイミグレポリスが来てそれと一緒に消えていったりする、
今イミグレポリスと書いたが'、彼らはイミグレオフィサーではない、ポリースだ、腰にガンを備えている.
さてNEXT!と呼ばれ私のターンだ、実際にどう言うやり取りだったのかを詳しく書いてみよう!
私を担当したポリースはn-girl、
ブースに行き、good morning!パスポートを差し出す.
why are you in here?
i came here to see OTANI SHOHEI,
入国の目的は?
大谷翔平を見に来た.
米国は現在エントリーカードが無い、よってこの様な昔の映画に有った様な入国尋問が始まる事になる!?
聞かれた事はこんな感じ、
何しに来た?
どこに泊まる、ホテルは?
何日居る?
カネはいくら持ってる?
、、、私の今回の訪米目的はシティバンクの口座解約、しかしそう言うとメンドーなので、大谷翔平を見に来た事にしている、、、
ホテルのブックングについて聞かれたので書類をまとめているクリアファイルを取り出すと、show them all;全部見せろ! いやだが従う.
いつの試合だ? 明日か明後日.
チケットは? 友達が持っている.
友達はどこだ? little tokyoにいる.
友達はどこだ?? little tokyoに住んでいる.
友達の名前は? 何人か本物の友達の名前を発音する、もちろんlittle tokyoに住んではいないが、
ホテルは実際に2泊3日を予約済みなのでペーパーを見せる.
現金が70ドル、
それだけか? 私のバンクアカウントから10,000ドルくらいは引き出せる.
united statesは初めてか? 10年以上前はよく来ていた.
家族は? 独身か?
職業は? 現在は無職だ.
以前は何をやっていた? 広告を作っていた、新聞広告.
質問のボールが尽きたのか? しかしn-girlは何か腑に落ちない、私に低い壁の前で待つ様に! パスポートを含め書類は全部変えしてもらっていない.
晒し者の私、しかし写真禁止はこのためだったのか!
ここで状況を推測すると、私が持っているらしい問題点は2つ.
1つ目はESTA下での入国が無い、ESTAは2008年に開始、私が前回米国に来たのは2007年、よってESTAが始まってからの入国は今回が初めて.
2つ目は私のパスポートのスタンプの多さ!? 10年モノで現在8年目だがページの7割りくらいは多数の国のスタンプで埋まっている、どんな国を訪問してきたのか当然確認しただろう、米国に敵対している国への訪問は? 、、、しかしCHINA;中国は米国は問題にしていない事を私はなんとなく知っている.
、、、また私のパスポートからいろいろな国の入出国スタンプをサンプリングしたのかも知れない???
晒し者10分程度、ブースのn-girlは手で合図する、こっちに来い、私が渡していた書類はn-girlから返してもらう、パスポートはまだ、後ろに他のポリースが居る、彼をフォローしろ!
別室到着、ここで待て! ルームには5/6人居る、全員男性、若い人ばかり、アジア人は多い.
同じ様にイミグレブースが10以上有るが稼働しているには半分くらい.
中には揉めている人も、 that is what the judge has to decide,それは裁判官が決める事だ、、、.
takashi! 10分くらい待っていると、このルームのブースの一人に呼びかけられる、 yes, it s me!
skin colorは覚えていないがそのブースにはブロンドブルーアイでは無い男性のポリース、
聞かれた事は先程と同じ、オータニショーヘーを見に来た、これがホテルのバウチュアー.
ここではそう議論は起きなかった.
数分の無言の内スタンプに彼の手が動いたので注目する、そして私のパスポートのページを開きポンとスタンプをくれる! 差し出されたパスポートを受け取る前に思わず"ワイ"をしてしまった.
ルームを立ち去る前に他のルームメイトに、GOOD LUCK EVERYONE!と言ってしまったのはごめんなさい、あの中のひとりやふたりは入国拒否のハズ.
あと入れ替わり顔立ちの良いアジア人の若い女性が入ってきたが、こんな感じの人が問題視されるらしい、日本人女性の自称インフルエンサー事件とかは記憶している.
行列に並んでからここで開放されるまで約1時間弱はかかったと思う.
ついでに、カスタムデクラレーションはノーチェックだった、ラッゲージはキャリーバッグ1個.
水曜日, 10月 09, 2024
アメリカに行く 入国編 2024
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