手口はこうです.
1,050と声が出たのでok、この若いビルマ人と取引する事にする、通りの隅に来いと呼ばれるが私は無視して道路の前後を見渡した.
今カネは持っているのかと聞くと10枚ずつに折ったサツを見せられる、数えさせてくれ、、ついでに彼の仲間も寄ってくる、5/6人、私はビルの段差でカネを数え始める、余計な発言はしない、笑顔も見せない、廻りを常に警戒する.
50枚数え終わると全部で70か80枚位しかない事は判った、男は何やら言いまたサツを私に差し出す、私はそれを加え数える、結局105枚、私はカネに輪ゴムを十字にかけポーチにしまい100ドル札を出す、相手が受け取れば取引は完了する、しかし男は私の100ドル札の記号がダメだと言っているらしい、それならと別の記号のを出す、それもダメらしい、とかやっているうちにみんなで私の札に手をかけ始める、もめるならもう終わりだ、私は強引に自分のドルをしまい、かわりにkyatを返す、ゴムでバンドしたままだ.
ここまでは良かった、だまされなかった、気をつけていれば防げる.
ここからがホントの手口です.
廻りの仲間は私にわいわい言っている.
私がカネを返した男は再度私にカネを差し出す、十字バンドしたままだ.また同じ事をやるのかと思ったが私も何故かそれを受け取る、100ドルを差し出すと男も受け取る、thank youと言うので取引はこれで完了みたいだ.
で、ホテルに帰って再びカネを数える.
あ、やられた、89枚しかない.
手品みたいな話だ、いったん返した105枚は輪ゴムで十字にくるんで有った、再度男が私に手渡すまで10秒も経っていない、男は目の前に居てサツを手に持っていた、私は凝視していた訳でもないが何の不審点も無かった.
しかし事実16枚少ないと言う事はその間に"いたずら"をしたのだろう、あるいは仲間の一人が同じ十字にくるんだ89枚を男に渡し、私が手渡されたのはすり替えられたモノか!? タネは不明.
やらずぼったくりでは無かったので幸いだと言い聞かせビール1杯で忘れました.
追記:
その後あの通りで私に声をかける男は1人も居なかった.
場所はダウンタウンのスーレーパゴダから東に行くにぎやかな通り、スーパーマーケットが2件有るがその手前.
彼ら一人一人で営業して居るみたいだが実際にはで協力し合っている、今回昼間だから私は強気だったが夜だったら更に悪い展開になって居たかも知れない.
あの路上でも950/980とか言ってくる人も居るがそれらは本物かも知れない、100ドル両替して取引所に行けば2/3ドル位すぐ抜ける、
写真は取引所のkyat、これで日本円で1,000万円位だそうです.
日曜日, 11月 21, 2010
両替詐欺 ヤンゴン/ミャンマー 2010
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