月曜日, 9月 21, 2015

中国の銀行にカネを預けて寝てたら増えたと言うお話 2015

今年の8月には人民元の切り下げが行われ大きなニュースになった、しかし皆さんは過去の人民元切り上げフィーバーを覚えているだろうか!?

今から5年から10年くらい前のニホンではもうすぐ中国元の切り上げが行われるので今買っておけば切り上げ後自動的に儲かる、リスクは無いとかの話題が投資メディアの間を駆け巡っていた、にわかファイナンシャルプランナーもわき出し口座開設代行、同行なる"商品"を販売し始めるヤカラも出現、5万とか10万とか高かったのを覚えている.
その後世界経済は北京オリンピックやリーマンショックを経験し話題は別にそれた様だ、この投資話もほとんど耳にしなくなった.

2011年暮れ、私は中国の広州に居た、所持品はパスポートはもちろん、日本円128,000円、あとニホンの国際免許証、目的は中国銀行(Bank of China)に口座を開設し預金する事だ、
ここではその手順は説明しないが何日かの悪戦苦闘の末私は自分名義の口座開設に成功、下記4点を手に入れた.
普通預金通帳
定期預金通帳
銀聯カード
インターネットバンキングのトークン
と、ここまではカッコいいのだが、

しかしその半年後帰国してネットバンキングにトライした時私は重大なミスに気が付いた、開設した時のメモにログイン用のパスワードが複数有るのだ、どうやら銀聯カードのそれとゴッチャになっているらしい、それも一部の数字は塗りつぶされている、当時の私が防犯上の理由からそうしたらしい、
😆
結局正確なモノを思い出す事が出来ず何度か失敗している内に私の口座はロックされた、完全に音信不通状態になる、困った.

中国銀行はニホンにも支店が有るので電話で助けを求めてみるがニホンの中国銀行は日本独自の運営をしているので本国のオペレーションはサポート出来ないとか言われる.
スカイプから本土のコールセンターにかけてみると英語で対応してくれた、あなたの口座は現在フリーズされている、これをリセットするにはあなたが広州地区の支店を訪問して手続きしなければならない、とか.
途方に暮れた.
これが2012年春の話.

当時すでに元の切り上げは始まっていたのだがその後もどんどん高くなって行った
私はひそかにほくそ笑んでいた、少なからずもトレンドには乗れた訳だ.
口座にはログインは出来ないが預金が消滅した訳では無いだろう、後は寝っ転がってるしか無い、

2015年夏、中国人民銀行は突然元の切り下げを行う、今度は元の価値を下げた訳だ.
そう言えば今私の口座どうなっているのかな? もう4年も経つし、一度キチッとメンテナンスしよう.
ちょうど北京経由で他国に行く予定が有ったのでそれを利用して深センまで足を伸ばす、これが2015年9月.
深センの支店でネットバンキングのパスワードのリセットと紙の通帳を記帳して貰う.

するとすると、、、
おやおやおカネが増えているじゃなイカ!

計算はこうだ:
2011年12月に10,035元を預金、これにかかった日本円が127,308円、レートは1元12.69円.
2015年9月現在の預金額10,993元、現在のレートが1元18.83円、日本円に直すと206,998円.
差し引き79,690円のプラス.

元金が増えているのはそのほとんどを3.5%と言う高金利の定期預金に入れている為.


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増えたっておマエ、その程度の儲けなら交通費や宿泊代でトントンちゃうか?
私の場合海外口座の開設は旅程のついでにしか行わない、旅費はコストに計上しない!

日本円に替えりゃえろぉ手数料取られるやろ?
そうらしい、中国国内では日本円を用意していないし、元をニホンの銀行で円に両替してもエラくレートは悪いそうだ!
そこでニホンに爆買いしに来ている中国人たちがやっているのが銀聯カードを使ったショッピングや日本円の引き出し、これがメジャーな方法らしいがこの点については私はよく知らない、調べる予定も無い、理由は日本円に戻すつもりは無いからだ!

今回中国は2度めだが私はなかなか面白い国だと思った、まあ何が面白いのかは"中国専門家"の人たちにお任せするとして、
物価も安いし、酒タバコも安く、(私の居た地区では)ヤツラそこら辺で昼間から飲んでるし、
嫌日、反日感情もまったく感じない、ニュースでは大きく取りた出されているが、中国人だってたくさんニホンに観光に来ている訳だし、英語で話しかけられれば私は堂々と i m japanese と伝えていた.

と言う訳でまた行った時にこの口座のおカネを使うと言う事.

フィリピンランキング

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