日曜日, 1月 18, 2015

二律背反の不可避 - ホントは怖いタイ人の続き 2015

この集合住宅では住居棟の中の一画にホテル棟が有り、この話はその住居棟でのモノです.
で、なぜこの様な”事件”になってしまったのかと言う補足.
推測ですが、その住居棟の入口には夜間はガードがおり、そしてそこには部外者は近づいてはいけなかった.
しかし我々二人の外国人はそこに近づいてしまった、入口で滞留して犬の頭をなでてしまった、これが問題だったのだろう.
ガードマンは自分の任務を遂行した、住民の若者たちもそれに加勢した.
すると我々はその入口を素通りして通りまで出てしまえば良かったのだ.

結果としてそこに犬が居たから悪いのだ、シッポを振っていたのもオマケだ.

さて、場所は変わってここは東京のある公営団地.
ここには外国人の人たちも少なからず存在するが、彼らの行動にはいろいろと不満を持っている日本人も多い.

ゴミの出し方がなってない、バーベキューをやるな、声がうるさいとか、
思い切って言ってみるが言葉は通じない、そして外国人の行動に変化が有る訳でも無い、しかし我々の場合それで終わりだ、後は自治会や行政に相談するだけ、決して私的制裁を行う事は無い.
しかしタイ人の場合違う様だ、私的制裁も有り得る、さきの文章はで私が言いたかったのはこの点かも知れない.

つまり簡単に言えば怒らせると一発かませられるよ、と言う事.

通常平穏秩序を守って生活しているタイの人たちだ、日常でトラブルは見かけない.
外国人もしかり、自分たちの常識に基づいて行動しているだけ.
どっちも自分たちの法則に従い行動しているだけだ良いも悪いも無い、どっちも正しいのだ.

この点において異文化間の二律背反が正当化される.

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