土曜日, 1月 10, 2015

本当は怖いタイ人 2015/1/1

さてカウントダウン、外では花火が始まっている、まもなくタイ時間でも年が明ける.

私も外に出た.

住居棟の入口にはいつもコンプレックスをうろついている犬がいる、頭をなでて花火を見ていると強い視線が、、、.
何故か今日は椅子が置かれ管理人らしき男性が座ってこっちを睨んでいる.
サワディーカ、とか言ってみるが無視される、何故か彼は殺気立っている.
そのうち彼は突然立ち上がって何か言いながら私の目の前へ.
私は危険を感じ一歩引く.
ルームキーを見せ客だとジェスチャーするが態度は変わらない、何か悪い予感.
「これは危機だ」と判断した私は通りまで逃げる.

通りに居る私は安全だった、打ち上げられる花火や人びとの歓声の中に居るだけ.

見ているとこの間から居るファランが来てやっぱり犬をナデナデした.
管理人は同じ様に何故か怒る.
加えて住人らしき若者が何人か通りがかりそのファランの頬を引っ叩いたりしている.
何がそうさせているのかは不明だ.
ファランは多勢に無勢、出来るだけ落ち着きを装いその場を静かに去った、バツの悪い年明けになった様た.

ここがその現場.
何が彼らを触発したのか判らない、二人とも犬をなでていただけだ、しかしタイ人が異邦人に対して行った事だと言うのは事実だ、すると私の行為に対しての怒りが間接的にそのファランへ、、、?

"微笑みの国"ってホント?
ニホンではそう言われる、欧米からの原語はこれらしいThe Land of Smiles、しかしホントか?
長期滞在者も含め我々はゲストとしてこの国に居る、共感を持つ関係には無い、有るのはサービスをされる、受けるの関係だけだ、昔からタイランドは貿易国としてより観光の方が売りだ、
生活圏の中に居ると実はタイ人って自己主張が強いとか、かんしゃく持ちの人が多いかも知れない、上の話がその一例だ.
前にイサーンに居た時も上半身裸のいつものオヤジがいつもと違って食って掛かって来た事も有る.

これらの話私には結論はこうだとか解釈は出来無いが、タイランドの微笑みの国と言うキャッチフレーズには私は懐疑的だ.
お互いが対等の立場で接した時本当に彼らは微笑むのだろうか、、、いや、そんな筈は無いと思う.

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なお、
翌朝レセプションではそのファランの一行がチェックアウトしていた、まさに1月1日だ、その旅程が予定されていたものだったのかどうかはもちろん私には判らない.

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