出国審査、イミグレーションアウト;immigration out.
ロシアではこの最後の手順;procedureまでが恐怖だった.
行列の進みは遅いが入国時よりは早い、20分くらいで自分のターンになる.
審査ブースに立つ、ガラスの向こうには中年女性のイミグレオフィサー、
書類を提出、passport、visa、入国時に貰った小さな紙、これで完璧、全部出してgood morning.
チラ目でこちらを見る彼女はこう聞く、 do you have Russian passport?
ロシアのパスポートは持っているのか?
no、持っていない. しかしこれって何の質問?
回答を理解すると彼女はおうへいな態度をわざと見せたり、眺める様にこちらを見たりする.
書類やコンピュータを詳しく確認したり、考えたり、これは恐怖だった、彼女は今私の身柄を完全に押さえている、この人の判断ひとつで目の前の私を拘束可能、別室送りを言い渡す事も可能だ、彼女の動態はそれを私に伝えていた.
私は凍った、freezed.ここでアネックスに送られたらこれから乗るイスタンブールへのフライトに間に合わない、その後のフライトやホテルの予約も全部無駄になる、何か私に非があるなら仕方がないがそれはまったく思い浮かばないしこの女性の知る由でもない.
しばらくの後、私のパスポートにはスタンプが押された、thank youと言って受け取る私.
これがロシアの最後の恐怖体験でした.![]()
火曜日, 11月 25, 2025
ロシア旅行記2025 出国審査も超コワイ
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