水曜日, 1月 21, 2015

タイはヤバい 2015、、、沈没情報 in バンコック

ニホンに帰ってきた私はビックリした、
あれっ、ジーパンがずいぶんキツいな
体重計に乗ると、、、ずっと60kg台(60.0~60.9kg)に抑えてきた私の体重が64kg台に、、、
これがタイの効能だった.

ヤバいと言う俗語には意味がふたつ有る、
ひとつは本来の危険が迫っていると言う意味、
もうひとつは最近のカッコいいとか英語で言うcool.

タイはヤバい、
と私は思う、そしてそれは本来の意味でのヤバいの方だ、
今回30日間バンコックに滞在、ハッキリ言って私は撃沈した、その体験を今回書きます.

沈没を表現するのは難しい、何故ならそれは沈没だから、何もしない事だから

朝起きると目の前のセブンイレブンでコーヒー、
部屋に戻ってyahoo!ニュースのチェック、
屋台でバーミナーム(汁有りのラーメン)やライスチキン(日本語とは語順が逆)、
部屋に戻るとネットがいくらでも使えた、朝からダラダラ.

午後になると2時前に酒を買いに行く、皆さんご存知の様にタイでは酒類は2~5pmまでは買えなくなる、
昼間からビールやSIAM SATOを一杯やる、
だらだらネットを見たり、見飽きるとそのままベッドにゴロン、、、気候は温暖だ.

昼寝の後には夕食、
屋台でテキトーに、何食べても安いし、チキンや串刺し肉をまとめて頼んで持ち帰りしてダラダラ食べたりもした.

帰ってくると今度は別の酒、名前は知らないが焼酎みたいなヤツ、セブンイレブンで赤と緑の2酒類を売っているモノ、緑は1ビン85B、これをコーラで割って飲んだりする、
youtubeを垂れ流していたり、言葉の判らないテレビを見たり、

この様に
ダラダラダラダラ、
ダラダラダラダラダラダラ、
ダラダラダラダラダラダラダラダラ、
ダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラ、
ダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラ、
ダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラ、
ダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラ、
ダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラ、

と言う生活に陥ってしまった.

これがいわゆる"沈没"だろう、こんな生活を30日近くやってたんだ、太って当たり前、
タイはホントにヤバいです、
写真は実際の部屋の映像.

ついでになぜ落ちたのか?

実はバンコックに飛来する前に私はいくつかのアジア圏をまわっていた、2ヶ月ほどだがどこも初めてのところばかりでかなり緊張の連続だった、危険だし、食べ物も違う、酒やたばこの買えない国も有った、自由はきかなかった.

ニホンに帰りたいと言う気持ちも有ったが、常に考えていたのはタイに行きたいと言う事、
タイに行けば楽になれる、安全だ、緊張も無い、
そんな感じでバンコックに入れた私の緊張は一気にほどけてしまった、それが撃沈してしまった理由の様だ.

ニホンだったら必ず誰かの目が有る、社会関係上指導も入るだろう、しかしここタイランドではまったくの自由だ、誰も何も言わないし私の方も誰も気にしない.

まあ、長い一生の30日ほどだ、いまさら反省するつもりは無いが、タイにはこんなトラップも有るので皆さんご注意.


゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ 


と言う訳で私は当面タイには行かない、もうコリゴリ、ゲップが出る、
しかしバンコックは周辺国に行くための重要なハブなのでまたなんだかんだで行くんだろうが、

それから皆さんこの様な自分専用の隠れ家をひとつ海外に持っていると気分的に楽ですよ、ニホンでこの原稿を書いている今でもそう思う、「なんか有ったらあそこに逃げよう!」って.

火曜日, 1月 20, 2015

チップとチャージが反比例する法則 - タイ古式マッサージ 2015

マッサージとは関係の無い話から始めよう.

何年か前だがイサーンでの話、
私はあるファランからあの飲み屋では秘密カクテルを出すと聞いた、後日行ってみる、
「秘密カクテルはいくらだ?」
「秘密カクテルは500バーツだ」
ちょっと高いと思ったが私は少し迷い黙って500出した、
こんなモノに定価は無い、定価のないモノは値切れない、値切れば豊かなサービスは受けられない、このカクテルの場合秘密が秘密で無くなってしまうかも知れない、チップと言うのはサービスを提供する側を喜ばせる性質のモノだ、私はカネに糸目は付けない.

上の様に先払いだったり金額を提示されたりすると判りやすいが、マッサージの場合後払いなので悩ませる.

海外でのチップはチャージの15~20%とか考えている人が多いのではないか、西欧諸国の常識としてそう案内しているトラベルガイドは多い、
しかしタイのマッサージの場合はまったく別物だ、チップに相場は無い、でも法則が有ると私は思った.

チャージ(ガラスに書いて有る金額)が安い店ほどチップを多く払う

私の滞在している地区にはいくつかマッサージショップが有った、カオサン辺りでは1時間400バーツとか窓に貼って有るが私の居る地区は観光地では無い、金額は安い方から1時間150、180、200とか、デフォルトでそんな値段だ.
ではこれらの店でサービスを受けチップをいくら払う?

どの店に行っても客もまばらだ、居ない場合も有る.
施行者は店からチャージの一部を貰うのだろうがそれでは十分に不十分だろう、1日勤務しててもいくら入ってくるのか?
そして安い店ほど施行者に入るカネは少なくなる、これでは到底日収としはキツい.

なので私の場合なんとなくチャージの安い店ほど多くのチップを払っていった、下記がその実例だ.

1店目:1時間、チャージ180、チップ120、
2店目:2時間、チャージ400、チップ200、
3店目:2時間、チャージ300、チップ300、
4店目:2時間、チャージ360、チップ200、(1店目の店と同じところ).

施行者もこれくらい貰わないと割りに合わないと思う、今日は1人しか施行しなかったと言う人もいるんじゃないか!?
お互い同じ庶民としても日本人とタイ人では圧倒的に経済力が違う、これは事実だ、ここで優しさを見せるのはオゴリとは言わないだろう.
ちなみに受けた経験がそう多く無いので技巧の方は評価出来無いが今回1週間に4回も行ったのは毎回とても気持ちいいと思ったからだ.

ついでに同じサービス業として床屋も有るがこちらはチップは必要無い様だ、100B払うとお釣りを20B返してくれた.

日曜日, 1月 18, 2015

二律背反の不可避 - ホントは怖いタイ人の続き 2015

この集合住宅では住居棟の中の一画にホテル棟が有り、この話はその住居棟でのモノです.
で、なぜこの様な”事件”になってしまったのかと言う補足.
推測ですが、その住居棟の入口には夜間はガードがおり、そしてそこには部外者は近づいてはいけなかった.
しかし我々二人の外国人はそこに近づいてしまった、入口で滞留して犬の頭をなでてしまった、これが問題だったのだろう.
ガードマンは自分の任務を遂行した、住民の若者たちもそれに加勢した.
すると我々はその入口を素通りして通りまで出てしまえば良かったのだ.

結果としてそこに犬が居たから悪いのだ、シッポを振っていたのもオマケだ.

さて、場所は変わってここは東京のある公営団地.
ここには外国人の人たちも少なからず存在するが、彼らの行動にはいろいろと不満を持っている日本人も多い.

ゴミの出し方がなってない、バーベキューをやるな、声がうるさいとか、
思い切って言ってみるが言葉は通じない、そして外国人の行動に変化が有る訳でも無い、しかし我々の場合それで終わりだ、後は自治会や行政に相談するだけ、決して私的制裁を行う事は無い.
しかしタイ人の場合違う様だ、私的制裁も有り得る、さきの文章はで私が言いたかったのはこの点かも知れない.

つまり簡単に言えば怒らせると一発かませられるよ、と言う事.

通常平穏秩序を守って生活しているタイの人たちだ、日常でトラブルは見かけない.
外国人もしかり、自分たちの常識に基づいて行動しているだけ.
どっちも自分たちの法則に従い行動しているだけだ良いも悪いも無い、どっちも正しいのだ.

この点において異文化間の二律背反が正当化される.

土曜日, 1月 10, 2015

本当は怖いタイ人 2015/1/1

さてカウントダウン、外では花火が始まっている、まもなくタイ時間でも年が明ける.

私も外に出た.

住居棟の入口にはいつもコンプレックスをうろついている犬がいる、頭をなでて花火を見ていると強い視線が、、、.
何故か今日は椅子が置かれ管理人らしき男性が座ってこっちを睨んでいる.
サワディーカ、とか言ってみるが無視される、何故か彼は殺気立っている.
そのうち彼は突然立ち上がって何か言いながら私の目の前へ.
私は危険を感じ一歩引く.
ルームキーを見せ客だとジェスチャーするが態度は変わらない、何か悪い予感.
「これは危機だ」と判断した私は通りまで逃げる.

通りに居る私は安全だった、打ち上げられる花火や人びとの歓声の中に居るだけ.

見ているとこの間から居るファランが来てやっぱり犬をナデナデした.
管理人は同じ様に何故か怒る.
加えて住人らしき若者が何人か通りがかりそのファランの頬を引っ叩いたりしている.
何がそうさせているのかは不明だ.
ファランは多勢に無勢、出来るだけ落ち着きを装いその場を静かに去った、バツの悪い年明けになった様た.

ここがその現場.
何が彼らを触発したのか判らない、二人とも犬をなでていただけだ、しかしタイ人が異邦人に対して行った事だと言うのは事実だ、すると私の行為に対しての怒りが間接的にそのファランへ、、、?

"微笑みの国"ってホント?
ニホンではそう言われる、欧米からの原語はこれらしいThe Land of Smiles、しかしホントか?
長期滞在者も含め我々はゲストとしてこの国に居る、共感を持つ関係には無い、有るのはサービスをされる、受けるの関係だけだ、昔からタイランドは貿易国としてより観光の方が売りだ、
生活圏の中に居ると実はタイ人って自己主張が強いとか、かんしゃく持ちの人が多いかも知れない、上の話がその一例だ.
前にイサーンに居た時も上半身裸のいつものオヤジがいつもと違って食って掛かって来た事も有る.

これらの話私には結論はこうだとか解釈は出来無いが、タイランドの微笑みの国と言うキャッチフレーズには私は懐疑的だ.
お互いが対等の立場で接した時本当に彼らは微笑むのだろうか、、、いや、そんな筈は無いと思う.

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なお、
翌朝レセプションではそのファランの一行がチェックアウトしていた、まさに1月1日だ、その旅程が予定されていたものだったのかどうかはもちろん私には判らない.