木曜日, 11月 27, 2025

小さな既得権 政治の話2025

既得権は要らない、持っている人は良いだろうが、その人以外には不要だ、そしてその既得権、大きな団体や有力個人だけののモノかと言えばそうでもない、今回は私が実際に体験した個人が持っているとても小さな既得権の話.

ローカルな話だが毎週何曜日かの夜に公民館を定期的に訪問していた、公民館とかはたくさん部屋がありいろいろな人たちが別々の目的で使っているが、そのひとつの小さな部屋でいつも年配のおじいさんが学校机を前にじっと座って居るのを見ていた、一人だけ、ただ座っているだけ、何もしていないが何かをいじって時間を潰していると言う事もない.毎週見る、この人はいったい何をしているの?

ある日ドアを開けてみた、恐れながら聞いてみる、どんな活動をされているのですか?
短く説明すると、かつては夜間中学だった、規模も大きかった、しかしだんだんに小さくなって今はこの公民館で週に1度、しかし現在は夜間中学として活動している訳ではなく外国人に漢字を教える活動をしていると言う.
とは言っても誰も利用者が居ない.

後日その自治体の役所に行った時に担当の部署に聞いてみる、どのくらいの予算なんですか?
正式に情報公開した訳ではなく、単なる雑談レベルの話だが、全体の予算は月に数万円だと言う.
すると公民館の使用料、おじいさんの人件費、この2点だけのはず.

推測すると、夜間中学が終了が決まってもいく人かの従事者は業務の継続を希望、漢字教室に名前を変え事業は継続させた、1回行政からカネを貰っちゃうとそれは既得権になる、ゴネればこの様に継続可能なのかも知れない、ゴネ得.
東日本大震災の復興税が森林税としてそのまま残ったのを思い出した.
また存続可能だった理由は、他にも同じ様な既得権を継続させている人を見知りしているので、あっちがそのままなのは不公平じゃないかとか、の理屈が出てくるのかも!?


夜間中学を知っていますか? ⇗



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